和田画廊 Wada Garou Tokyo
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岩 田 駿 一
S h u n i c h i   I w a t a
まいにちを着かさねて
岩田駿一 個展 2024.7.5 - 7.27
オープニングレセプション 7月6日(土) 16:00〜18:30

​このたび和田画廊では岩田駿一の個展「まいにちを着かさねて」を開催いたします。
 
岩田駿一は東京藝術大学大学院にて版画科を修了。自らのTシャツを版に、モノタイプで唯一無二の作品を生み出すなど、版画というツールをもちいてよりアートを身近に感じる作品を生み出し続けています。
版画の技法を用いたTシャツやトートバックをはじめ、フェルティング、立体作品など多彩な表現方法で身の回りにあるあらゆるものをアートにする、その行為はささやかな自分の何気ない日常を讃えているようです。
 
独自の世界観はさることながら、親しみやすさと少しのジョークを併せ持つ作品たちは、作家個人を形成してきた時間、身の回りの物、関わる人々、訪れた場所などすべてをとらえ岩田駿一という人間そのものを見つめる行為のように感じられます。




 
ARTIST STATEMENT

衣替えの季節--
​
いくらか服を捨てようと思い立ち、衣装ケースを開けると一時期よく着用していた「巨人の星 星飛雄馬」のTシャツや「ウルトラマンのレッドキング」のキャップが目に入った。
 
星飛雄馬のTシャツを見て、私はそのTシャツを着て行った本棚の設置をふと思い出した。
私は「巨人の星」の熱心な読者ではないし、野球もどちらかといえばパリーグを好んで観戦しているため、この星飛雄馬のTシャツには思い入れが薄かった(なぜ購入したのかも覚えていない)。そのため、星飛雄馬のTシャツは本棚の設置など日常的な作業着として着用していた。
 
一方、レッドキングの刺繍キャップは私のお気に入りだった。私はこのキャップをかぶって佐渡島へ旅行したり(レッドキングが"島"に出現したということもあり)、ここぞという展覧会の在廊日にはこのレッドキングのキャップで来場者を待ち構えていた。
 
思い入れに差はあるけれど、どちらの衣服にも思い出が蓄積されていて、見ると着用していた時に起きた出来事や過ごした場所を思い出すことが出来た。
 
私は衣服を捨てる前にそれぞれにそれぞれの思い出を描き込み、紙に刷りとっていこうと思った。
釣り上げた魚の原寸大や鱗の形を記録しておくための魚拓という拓本があるが私も思い出を、衣服の形や質感とともに記録しておきたい。





PROFILE
岩田駿一|Shunichi Iwata
1990年 千葉県在住
2015年 武蔵野美術大学油絵科版画専攻卒業
2018年 東京藝術大学大学院油画科版画専攻修了


Picture
岩田の本棚  2024, 紙にモノタイプ, H866×W989mm
INFORMATION
まいにちを着かさねて
岩田駿一 個展
2024年7月5日(金) –  7月27日(土)
時間:火〜土 13:00 - 18:30(休廊日:日・月・祝)

オープニングレセプション 7月6日 (土)16:00〜18:30

WADA GAROU TOKYO Lab.
〒104-0061東京都中央区銀座3-5-16 マツザワ第8ビル3F
Tel/Fax:03-6263-2404 | Email:[email protected]
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