花姿 2024.4.6 - 4.27
このたび和田画廊では永田治子の個展『花姿』を開催いたします。
花を描き続ける作家 永田治子。花とともに呼吸するような感覚で作品と対峙するとき、香・音・温度・彩・気配までも五感で受け止めながら表現するようになる、と作家は言います。瑞々しい生命力とともに蕾がひらき、朽ちてゆくその姿までもありのままに。かたちに囚われずに表現する作品は、あるときの記憶の残像のようでもあり柔らかな光に包まれながらまっすぐに語りかけてきます。 弊ギャラリーでは初めての展示となります。この機会に是非ご高覧ください。 ARTIST STATEMENT 花のうつろいを、一瞬一瞬を形にしようとすると、 表現は自然と具体的なものよりもよりシンプルに。 ずっと花と向き合っていると花が描くべき姿を教えてくれるようです。 —はじめての空間でのお披露目です (作家より展覧会に寄せて) PROFILE 永田治子 | Haruko Nagata 1960年静岡県島田市生まれ。彫刻から学んだ知識や技術を空間認識の構築に活かし、花と呼吸をするように作品を描く画家。女子美術短期大学造形科・彫塑教室にて桑原巨守教授に師事。1982年に同大学専攻科を修了後、翌年にフランスへ留学。現在は作家活動の傍ら、女子美術大学芸術学部美術学科立体アート・短期大学部造形科美術コースの非常勤講師を務める。著書(絵・挿絵・装丁)に『モーツァルトの伝言(1995)』『ぼく、いってくるよ!(2002)』『文字のない絵本(2003)』『金のりす2006)』『こねこムーの童話集(2007)』など(すべてポプラ社)。『Blooming』が渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館に、『bloom』『花を生ける』が韮崎大村美術館に収蔵、『Marmaid』『Wood Nymph』『風を聞く』『風を見る』が米国カリフォルニア州に設置されている。 INFORMATION
永田治子 個展『花姿』 2024年4月6日(土) – 4月27日(土) 時間:火〜土 13:00 - 18:30(休廊日:日・月・祝) WADA GAROU TOKYO Lab. 〒104-0061東京都中央区銀座3-5-16 マツザワ第8ビル3F Tel/Fax:03-6263-2404 | Email:[email protected] |